16歳年上の人が好きだったわたし・15(習作)

「ねえ、つっこちゃん」 田辺さんが私を呼ぶ。 「お菓子作りの本もあるよ。徳浜さんて女の子みたい」 「あー、確かに女子が好きなもの好きじゃないと お菓子なんて作れないかも」 そうだよな。ケーキ屋さんだって男性だけど作るケーキは 可愛い。女性に可愛いと思ってもらうには、少なくとも そういうものを理解できていないと 「つっこちゃん、つっこちゃんてば」 …

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16歳年上の人が好きだったわたし・14(習作、変えちゃうかも)

やっぱり身長、身長って言ってたら 暮林先生は気分悪いかもしれないよね。 そこで(自分で知りたがっておきながら)わたしは話を 変えた。 「徳浜さんの本棚って、そんなに大きいんですか?」 暮林先生が言う 「女子二人は隣の図書館行ってきなさい。徳浜君に つれて行ってもらって。こっちは2人で昼まで少し 昼寝するから」 徳浜さんが手招きしている…

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16歳年上の人が好きだったわたし・14(習作)

「え?僕の身長?」 「はい」 何か徳浜さんは暮林先生の会のスタッフみたいで 存在感を消そうとしているふしさえ感じられるんだもん。 「僕は小学生のときから朝礼なんかで前から並ぶと だいたいどの学年も真ん中より少し後ろで、平均よりは 多少背は高かったかもしれない。でも小学生の時はそんなに 感じなかったよ。中学に入って、中2、中3で15センチ伸びた」 …

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